「確定申告は不要です。」と言われてなんだか得をした気分になっている方はいらっしゃいませんか?ほんとうにそれでいいでしょうか?例えば給与を2ヶ所からもらっている方の場合は2ヶ所目(従たる給与)の給与所得金額が20万円以下である場合は申告が不要とされています。しかし申告しなくてもほんといいですか? (次回に続く)
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「確定申告は不要です。」と言われてなんだか得をした気分になっている方はいらっしゃいませんか?ほんとうにそれでいいでしょうか?例えば給与を2ヶ所からもらっている方の場合は2ヶ所目(従たる給与)の給与所得金額が20万円以下である場合は申告が不要とされています。しかし申告しなくてもほんといいですか? (次回に続く)
納税者の方もある程度は勉強された方がいいと思います。なぜなら円滑なコミュケーションのためには最低限の知識は必要です。私自身も誤解がないようにわかりやすく説明するように心掛けていいるつもりですが、それがないとどうしても意図とすることが伝わりにくいもの事実です。そんな時は不安を感じてしまいます。だからハウツー本を読むことは仮に顧問税理士がいても決して無駄ではありません。是非読んでみてください。「この本ではこんなことが書いてあるが、私の場合はどうでしょうか?」こんな会話ができることが税理士との理想的関係だと思います。(終わり)
2つ目は書かれていることの前提について注意することです。本は当然ですが、一定の条件の下に納税者の有利・不利が判断されています。必ずしも読者自身がその前提にあてはまるとは限りません。例えば個人で不動産賃貸業を営まれる方が青色申請をする場合でも不動産規模以外にも専従者給与を払えるかとか、その人自身に記帳能力があるかによって判断が異なってきます。そのことがわかっていらっしゃらないと期待するほどの節税効果は得られません。しkし決して「本を読むこと」は無駄なことではありません。私はむしろ積極的に読むことを勧めています。なぜならば。。。次回は「ハウツー本の読み方」の最終回です。税理士らしくまとめます。お楽しみに!