2010年10月アーカイブ
10月17日の日曜日に笹岡宏保先生の「土地評価実務大学」のセミナーに参加してきました。この先生は資産税の分野ではたいへんに有名な先生で、全国から人が集まります。今回は「雑種地の評価」でした。雑種地の評価はどの程度建築制限を受けるかという「しんしゃく割合」が大きなポイントになります。当然相続税にも大きく影響してきます。この件では以前たいへんに悩んだことを思い出しました。今回は本に書いてあること以外に、「判例研究」もしました。これこそが生きた教材です。税務上の判断は本に書いてあることだけではできません。また「必ず現地に足を運ぶ!」ということの大切さも学びました。そのためには税理士業務には長靴も必要だそうです。こうした姿勢は学ばなければなりません。(続く)
(前回より)簡単にわかりやすく説明することは以外と難しい作業です。まず全体を正しく理解していないとできません。さらにそこから大事なことだけを抽出します。次に人に伝えるときには言葉を選ばなければなりません。私は「中学生でもわかる言葉で説明できなければならい。」と教えられました。これが高校生になると言葉がいたらなくても、相手が内容を察してくれるようになり、スキルを必要としなくなってしまそうです。小学校での講師は本業よりたいへんかもしれません。(終わり)