ある愛犬家が経営する工場に税務調査が入った。
調査官 「犬の餌代が経費に計上してありますが?」
社長 「それは工場で飼っている犬の分です。」
調査官 「それは個人的な趣味ではないのですか?」
社長 「いいえ。あくまでも工場の防犯用ですから、警備会社の費用は経費計上できますよね。犬小屋も工場のすぐ横に作ってあります。見ますか?」
そう言われると調査官は犬小屋に近づいて中を覗いた。すると犬は尻尾を振ってうれしいそうに彼に近づいてきた。彼も犬好きとみえてうれしいそうである。その光景を見た社長は気を許した。その一瞬。。。
調査官 「ほんとうに防犯用ですか? 全然吠えませんよ!」
これには社長も返す言葉がなかった。
愛犬の餌を経費に落とすときは愛犬にもよく言っておいた方がよろしいようです。